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Author:hikari
アレクサンダー・テクニークを教えています。からだとこころにまつわる日々の気づきなどを綴っていきます。

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方向オンチ

2回目のアセスメントで生徒をしてくれたのは、
以前の職場の同僚だった。

アセスの後、2人で祝杯をあげたんだけど、
いろんなことを話しているうちに、
「そう言えば前に一緒に奈良に行ったよね」って話になった。
私がアレクサンダーを学び始めるよりも前だから、
もう10年近く前のことだと思う。

その時の思い出を、友達がケラケラ笑いながら語ってくれた。

「○○駅についたとき、hikariさんが地図も見ずに
確信に満ちた足取りでズンズン先を歩きはじめるから、
“ねえ、道知ってるの?”って私が聞いたら、
hikariさんがキョトンとした顔で
“ううん、知らない”って答えたの。
この人、勉強できる風だし、仕事もしっかりしてるけど、
目的地がどっちか知らないのに歩き始めちゃうんだ!
って、その落差にすごいびっくりしたんだ!」

・・・そうなんです。実は、私はひどい方向オンチ。(赤面)
ああ、そのときの情景が目に浮かぶ・・・。

そして、その時の自分がなぜそういう行動をしてしまったのか、
アレクサンダーテクニークを勉強した今なら、理解できる。

あのですね、そのときの私は駅についたとき、
たまたま目に入ってきた方角に、何も考えず自動的に反応したんですね。
つまり、その行動は刺激に対する単なる反射であって、
いくつかの選択肢から選んでたわけじゃないの。
一点を凝視する癖もあったから、視界も狭かったと思う。

アレクサンダー用語でいうと、
初めての土地で地図も見ず歩きだした私は
エンドゲイナー(目的にむかって突進する人)。
一方、その衝動的な動きを抑制して、
自分の今いる位置と目的地を地図で確かめて、
道順を調べてから歩きはじめるのが
ミーンズウェアバイ(目的達成のための手段)ってことになる。

アレクサンダーテクニークは、
刺激に対して反射的にしてしまう動きを変える技術。
無意識的にしている自分の動きに気づきを向けることで
意識的に行動できるようにするというトレーニングをしてきた。
だから今は、方向オンチは治っているハズ。
・・・だといいな。
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第2回アセスメント

今日、グレッグのアセスメントを受けて、無事合格しました!(^o^)/

グレッグは厳しいという噂だったので、合格できて嬉しい!
そしてグレッグの教え方が大好きなので、すっごく嬉しい!

第3段階は、教師としてはやっとスタートラインに立ったばかり。
グレッグには「まだまだ覚えることがたくさんあるよ」と言われたけど、
そう言ってもらえるようになったことが、すごく嬉しい。

アレクサンダー教師の存在の質が私は大好きだ。
これまで、先に第3段階になった仲間たちが、
アセスメントを通ると存在感がガラッと変わるのを見てきた。
私もあんなふうに変化しているのかなと思うと、すごく嬉しい。

これまでの人生でも、入試とか資格試験とか、
なんどか試験というものを通ってきたけど、
アレクサンダー教師になる喜びというのは、
そういう試験を通るのとは根本的にちがうものがある。

それはコンピュータに例えるなら
新しい機能やアプリが加わったというような変化ではなく、
OSのバージョンアップのような根本的な変化だから。

ずっとずっと学んできて、
やっとやっとここまで来た。
道のりはまだまだ長いけど。
自分が目指すものに近づいた喜びは、
何ものにも代えがたい。

知ることの喜び

もやもやと考えていることを文章にしてみると、
考えが整理されて、一歩前に進むことができる。
ということが、これまで何度もあった。

このたびアセスメントの課題で、
アレクサンダーテクニーク開発の経緯が書かれた
『自分の使い方』をまとめていて、気がついた。

そうか、書くってアレクサンダーさんにとっての
「鏡」と同じことなんだ!

・・・と、自分の発見に興奮してブログに書いてみたけど、
読んでみると、別に目新しい発見でも何でもない。
すごくありふれたこと。

でも、嬉しい。なんでだろう。

それはたぶんね・・・
何かを知ることの喜びって、いろいろあるけど、
あたりまえのことに気づけた時が、一番うれしいから。
シンプル過ぎて笑っちゃうくらいの、ありふれたことに。

思い返せばアレクサンダーテクニークのレッスンって、
そういう発見と喜びの連続だった。
思い込みがポロってとれちゃって、
シンプルな事実だけがあらわれるんだ。

第1回アセスメント

昨日、第1回目のアセスメントをジェレミーから受けて、無事合格しました!
おめでとう、わたし!

受けるぞ、と決めたのが2週間前。
3つある課題は、仕事から早目に帰ってきて夜に書こうと思ったら、
毎日なんかすごく眠くて書けなくて・・・
1週間前になって1行も書けてなかったから
さすがに間に合うかどうか心配だったんだけど、
いっそ朝早く起きて書いてしまえと思いなおして、
先週は毎日朝4時~5時に起きて、頑張って間に合わせました!

アセスメントのための課題に取り組むことで、すごく勉強になりました。
課題のひとつに、F.M.アレクサンダーの著作『自分の使い方』の
内容をまとめるというのがあって、3年ぶりに読んでみたんだけど、
当時は難解で分からなかったことが、今は分かるようになっていて、
自分の成長ぶりを実感しました。
さらに数年後に読み直してみると、また新たな発見があるんだろうなあ。

2つ目の課題「個人レッスンのプラン」は一番苦労したかな。
その反対に、3つ目の課題「1日ワークショップのプラン」は、
アイデアがどんどん湧き出してきて、自分でもびっくり。
ずっと書いていても全然疲れなくて、すごい楽しかった!
この楽しさは、合宿でミュージカルのシナリオ書いた時に似てるかな。
(注:合宿最終日の余興のための出し物です)
私は個人レッスンよりもワークショップ形式が好きなんだな~
という発見がありました。

実技の方は、15分の間レッスンをしているところを
先生に見てもらい、評価されるというもの。
レッスン自体はうまくできたとは言い難い内容だったけど、
私が最初のやり方で行き詰ったときに、
すぐに別のプランに頭を切り替えられたことがよかったようで、
無事に合格をいただいた。

上手くいかなかったのは、家で練ってきたプランだったのね。
ところが現実の生徒は思ったようには動いてくれず…
ほかにも教え方のプランを用意していたので、そちらに切り替えたわけ。
やっぱりレッスンは生ものなんだね。
もちろん事前準備は必要だけど、現実に起きていることに即して
対応していかなきゃいけないんだ。
そのためには、いくつかアイデアを用意しておく、と。

なんかすごい勉強になったし、アセスメント楽しめたよ。
落ちてもきっと勉強になるし、楽しめると思うから、
無理だと思ってたグレッグのアセスメントも受けることにしました。

アセスメントが終わって、その場にいた仲間たちに
「受かったよ!」ってVサインしたら、みんな一緒に喜んでくれて、
喜び倍増!(みなさん、ありがとう!)
生徒役をしてくれた友達がそれを見ていて、
「みんな喜び方がハンパないね」ってびっくりしてた(笑)

ところで生徒になってくれたのは私の高校の同級生だったんだけど、
アセスが始まる前の待ち時間に授業をのぞいていて、
「あの先生、知ってる・・・真田さんだよね・・・」
って、ゆかさんを指してつぶやいた。
なんでも学生時代に演劇をやっていたとき、
お世話になった照明さんだったんだって。

ゆかさんはいつもは東京にいないのに、
その日たまたま大阪から教えに来ていたので、すごい偶然。
2人は感動の(?)再会を果たしていました。
私もそんなところでつながっていたなんで、びっくりよ。

思えば始めてボディチャンスでお試しレッスンを受けたのが
6年前、やはり9月の連休の頃だった。
帰り道、目黒新橋の上できれいな月を見上げて、
「これからアレクサンダーを勉強して、いつか先生になるんだ」って、
ワクワクしたのを覚えている。
それからちょうど6年後にアセスメントを受けることになったのは、
とても感慨深いこと。

あと2人の先生から合格をもらえば、第3段階へ進級できる。
そしたら実習生レッスンだ~。
長い道のりだったけど、きっともうすぐだね。

いかにしてそれをやめるか

パソコンのキーボードへと腕を伸ばしたときに、
自分がいつも鎖骨あたりから肩をグッと下に押し下げている
ということに、最近気がついた。

それに自分で気がつけたのは、われながら本当に素晴らしいこと。
おめでとう~わたし!(拍手)

問題は、いかにしてそれをやめるか。
自分でもいろいろ試してたんだけど、あまりうまくいかなかったので、
今日はレッスンでそれを見てもらった。

今日のレッスンをしてくれたゆかさんは、
「腕を伸ばしたときに、『鎖骨、肩甲骨が上に行っていいんだよ~』と
言ってみたら?」と提案してくれたのでやってみたら、
素晴らしくうまくいった。ナイス!

自分一人で試していたときには、
ひたすら「押し下げをやめよう」とだけ思っていたことに気がついた。
その代わりに何をするのかが、明確じゃなかったんだ。

脳は否定形を認識できない。
だから「押し下げないように」という言葉で考えると、
「押し下げる」という命令として受け取って、忠実に実行してしまう。

分かっていたことだったのに、またやってもーた・・・
でもガッカリするというよりも、むしろそこが面白い。
だって、それが体験するってことだから。

さて、レッスンのあと家に帰って、
家事をしている最中に腰が痛くなった。
なにかと腰を反らす癖があるんだよね、私。
特に、歩いて止まるときとか。

そこで、「それに自分で気がついたのは素晴らしい~!」
・・・と、ひとまず自分をほめちぎり(笑)、
次に今日レッスンで学んだことを活かして、
それをやめるためのプランを考えた。

動きはじめにいつも考えるように、
止まるときにも「頭が前へ上へ」と思うのはどう?

やってみた。
素晴らしくうまくいった。
止まっても、動きを止める必要はないんだって分かった。

自分とレッスンをするのが、ずいぶん上手になった。
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