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Author:hikari
東京・吉祥寺の「アレクサンダー・テクニーク教室FUN」で教えています。
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ブログでは、からだとこころにまつわる日々の気づきなどを綴っていきます。

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学ぶ力

先日、実習生レッスンの一人目を終了した。

初めの頃は、自分の知っていることをぜんぶ説明したくなったり、
うまく説明できない自分にがっかりしてたんだけど、
悩んでいるうちに、ハタと気がついた。

そういえば、そもそもアレクサンダーテクニークのレッスンって、
骨や筋肉を説明することだったっけ・・・?
確かにそれも必要だけど、そこにばっかり目が行ってたかも。

・・・ということに気がついてから、
生徒さんには新しい体験をしてもらうことを意識して、
レッスンを進められるようになった。

教えることとは、教わることでもあって、
レッスンでは生徒さんから大切なことをいくつも教わった。
中でも私にとって一番大きかったのが、「生徒の学ぶ力を信頼すること」。

あるとき、生徒さんから、こんなフィードバックをもらった。
「この前のレッスンで教えてもらったやり方を、
一人のときに自分なりに工夫してみたら、結構いい感じにできたよ!」

それは、とっても新鮮な感動だった。
そうか、生徒って、こんなふうにひとりでに学んでいくんだ・・・

「生徒は勝手に学んでいく」って、
いろんな先生が言うから、知識としては知っていたけど、
自分で体験してみて、本当に「分かった」。

そして私はそれを信頼しきれていなかったから、
イチから十まで教えたくなったり、相手の面倒を見過ぎてしまって、
自分自身の面倒を見ることを忘れてしまっていたんだ。

生徒さんの学ぶ力を信頼できるようになったら、
余計な力が抜けて、レッスンをするのがどんどん楽しくなっていった。

誰にでも、学ぶ力が備わっている。
そしてアレクサンダーテクニークのレッスンを続けていると、
本来持っているその「学ぶ力」に磨きがかかるように思う。
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親子ゲンカ

年末年始に1週間ほど、母がうちに滞在した。
大晦日、コタツに入って一緒に「紅白歌合戦」をみて、
そのまま「ゆく年くる年」もみて、
新年があけたところで親子ゲンカを始めてしまった。

それはその日の昼間に二人で交わした会話のなかで、
私が言った「ある一言」を母が突然蒸し返し、
「そんなことを言うもんじゃない」と私をたしなめたことから始まった。
私もたしかに不躾な言い方をしたことは認めるけど、
思わずそう口走ってしまったのは、
母がその前に私に言った言葉にカチンときたからで。

お互いの主張を聞いてみると、どっちもどっち。
まあ、どこにでもある口ゲンカというところ。

それから、私はどうして直前の母の言葉に腹を立てたのか、
なぜそう言われると傷つくのか、
一生懸命自分の気持ちを説明した。
母はなぜ自分が娘を怒らせたのか理解したようだった。
お互いに相手の考え方と感じ方を理解したところで、
親子ゲンカは自然に終息した。

その時のことを今思い出してみると、
私が感情むき出しで言いたいことを言うって、
日常生活の中では滅多にないことだったなあ・・・と。

それが言えたのは、やっぱり親子だからだと思う。
母は定年までずっと働いていて忙しかったので、
子供の頃に母にストレートに甘えた記憶はあまりない。
でも今ケンカになって言いたい放題言えるということは、
大人の私が形を変えて、親に甘えているんだと思う。

じゃあ、普段は怒ったときに、
感情むき出しで言いたいことを言う代わりに、
私はどんな反応をしているだろう・・・

黙って我慢する、もしくは逃げるっていうパターンがしみついている、かも。

そう考えてみると、自分の気持ちを一生懸命説明するって、
これまでの人生であまりしてこなかったような気がする。
本当は親子ゲンカなんかを通して、
子供のころに練習しておくはずのことなんだよね、きっと。

年明けとともに私に大事なことを教えてくれた、
ありがたき親子ゲンカだったのでした。
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