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Author:hikari
東京・吉祥寺の「アレクサンダー・テクニーク教室FUN」で教えています。
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側わんという学び

これまでの私にとって、
側わんがあることで、一番気になっていたのは見た目でした。
後ろから見た時、背中の右側が出っ張っていることが恥ずかしくて、
誰かに後ろに立たれることを、ゴルゴ13ばりに恐れていました。

「朝、目が覚めたら背中が直っていればいいのに」と、
私は毎朝起きるたびに祈っていました。
そのくらい、“右側”の出っ張りのことばかり気にしていました。

それからアレクサンダーテクニークを学び始めて、
時は流れ・・・あれは1年ほど前のことだったでしょうか。
ある日、何気なく自分の体を触っていて、気づいたのです。

背中の“左側”に厚みが出ていることに。

虚を突かれて言葉を失い、
代わりに出てきたのは、涙でした。

左に厚みが出たということは、右の厚みが減ったということ。
それは結局同じことなのだけど、
同じだということに、私はずうっと気づきもしないで、
ひたすら右側ばかり見続けていて。

あんなに望んでいたものが与えられたとき、
待ち続けていたのとは逆方向からやってきて、
自分の思い込みに気づかされて、
しかもそれを自分の体が教えてくれた。
今もうまく説明ができないくらい、心が震えたのでした。

16世紀、スペインから西に向けて
世界一周の航海に出たマゼラン艦隊は、
3年後、東から母港に帰ってきました。
なぜなら、地球は丸くて、ひとつながりだから。

私の体も同じでした。

ひとつであること。
つながっていること。
それを知るのではなく、気づくこと。
気づきはいつも現在形で、
音もなく、私を一瞬で新しい世界へ連れて行く。
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