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hikari

Author:hikari
東京・吉祥寺の「アレクサンダー・テクニーク教室FUN」で教えています。
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方向性を思い続ける

今日は仕事の後、小さな劇場で友人の出ている公演を観た。
会場に着いたのが開演直前だったためすでに満席で、
最前列の桟敷席しか空いていなかった。

友達の公演が満席なのは喜ばしいことだけど、
最近腰が痛いので、桟敷は困るなあ・・・

と思いつつ案内された席には、
床にうすっぺらい座布団が1枚あるだけ。
両隣の人とは肩が触れ合うくらいの狭さで、
体育座りの両脚の間に無理やりバッグを挟み込む。
すると、そこへアナウンスが。

「本公演は途中10分間の休憩をはさんで、1時間50分を予定しています」

うおー。果たしてこの状況に耐えられるか、hikari。
そして、公演が始まった。
舞台上に繰り広げられている美しい世界を受け止めつつ、
私は必死に自分にディレクションを送る。

なにはともあれ、首を楽にする。
そして、坐骨の上に体重がのるように座る。

ところが、体が後ろへ倒れそうになるのを
膝を抱えることで食い止めていたら、
段々肩が凝ってきた。
一体どうやってバランスを保てばいいんだろう。

小劇場は好きだったので、
昔からよくこういう状況でお芝居を観ていた。
あの頃は、「バランスをとる」という発想はなく、
姿勢を維持するために、必死で腰でがんばっていたっけ。
それに比べれば、今はずいぶん楽にはなったけど・・・

前半終了。案の定、腰が痛い。
そこで、休憩時間にプランを立て直してみた。

まずは立った状態から、
頭が繊細に動けることを思い出して、ゆっくり床に降りる。
そして一度、坐骨でバランスをとるように座る。
うん、いい感じ。

でも、いくら今いいバランスでも、
それを「維持しよう」と思うと、
無意識に筋肉を固めて、体の動きを止めてしまうのでは?
だから、自分に「動いていていいんだよ」と言い続ける。

そして自分の骨格をイメージし、方向性を思い続けた。

①座っている時の脊椎は垂直だから、頭は天井に向かい、
 仙骨、尾骨、坐骨は床の方に向かっている。

②体育座りになった時の膝小僧は大腿骨の端だから、
 これも床から斜め上に伸びて、天井の方向へ向かっている。

③腕が両脚を抱えているとき、
 前腕(肘から先)の一方の端である手首は内に、
 その反対側の端である肘は外側に向かっている。

私は①~③を繰り返し、繰り返し、思い続けた。
すると、バランスを保つために力をいれる必要がなくなり、
最後までとても楽に座っていることができた。

うん、方向性!
テーブルワークのときにトミーも言っていたけど、
方向性ってやっぱりすごく大事なんだ。

観劇中にこんな学びもありつつ、
もちろん肝心の舞台にもきちんと集中することができた。

久しぶりに見た友達の舞台は素晴らしかった。
高校時代に同級生だった彼女が、ずっと自分の表現方法を
探求し続けていることを知り、私はとても嬉しくなった。
私も、自分の表現を探求し続けているよ。

今日はいい一日だったわ。
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